不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2010/8/16

1口当たり分配金は1万7,125円/NBF10年6月期決算

 日本ビルファンド投資法人(NBF)は13日、2010年6月期決算を発表した。

 当期(10年1月1日~6月30日)は、営業収益283億4,000万円(前期比▲5.3%)、営業利益121億7,100万円(同▲10.0%)、経常利益92億8,200万円(同▲12.9%)、当期純利益92億8,100万円(同▲12.9%)。1口当たり分配金は、1万7,125円(同▲2,547円)。

 当期は、新規物件の取得はなかったが、10年3月には「NBF恵比寿南ビル」(譲渡価格13億5,000万円)および「NBF博多祇園ビル」(同22億円)を譲渡した。

 保有物件については、テナント満足度の向上をめざした運営管理、設備の更新・新設を計画的に実施すると共に、適切なマーケットの把握と賃料設定および賃料改定を実施、安定的な賃料事業収入の確保を図った。

 期末の全不動産ポートフォリオは、保有物件ベースで59物件、投資額7,795億円(取得価格ベース)、総賃貸可能面積76万3,000平方メートル、テナント総数910、稼働率は94.5%(同▲0.3ポイント)となった。

 次期は、営業収益271億7,700万円、営業利益111億4,200万円、経常利益81億8,400万円、当期純利益81億8,400万円、1口当たり分配金1万5,100円を見込んでいる。

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