不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/1/12

不動産開発事業の好調で、売上高498億1,800万円に/トーセイ16年11月期決算

 トーセイ(株)は11日、2016年11月期決算を発表した。

 当期(15年12月1日~16年11月30日)の連結売上高は498億1,800万円(前年同期比15.8%増)、営業利益は92億7,900万円(同34.6%増)、税引前利益は84億5,000万円(同39.9%増)、当期利益は55億4,700万円(同34.1%増)となった。

 主力の不動産流動化事業においては、「錦糸町トーセイビル」(東京都墨田区)など、32棟のバリューアップ物件の販売を行なったことに加え、Restyling事業において「ヒルトップ横濱根岸」(横浜市磯子区)など57戸を販売。また、バリューアップ販売物件として、収益オフィスビル、賃貸マンション棟をあわせて54棟、土地8件を取得した。
 さらに収益不動産を保有する不動産会社2社をM&Aにより取得し、連結子会社化した結果、セグメント売上高は258億900万円(同0.7%減)、セグメント利益は40億100万円(同4.1%減)となった。
 
 不動産開発事業では、新築商業施設「T’S BRIGHTIA南青山」などを販売。また、戸建住宅も119戸を販売し、売上高131億3,800万円(同98.9%増)、セグメント利益36億7,400万円(同586.8%増)を計上した。

 次期については、売上高692億6,800万円、営業利益100億800万円、税引前利益90億100万円、当期利益は59億2,600万円を見込んでいる。

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