不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2006/8/28

「セコムメディカルビル」をNOFに売却/野村不動産

 野村不動産(株)は、「セコムメディカルビル」(東京都千代田区二番町)の売却に関して、野村不動産オフィスファンド投資法人(NOF)と合意したと発表した。売却価格は、115億円。引渡しは、9月1日。

 同物件は、JR・東京メトロ丸の内線・南北線「四ツ谷」駅から徒歩5分、東京メトロ有楽町線「麹町」駅から徒歩3分に立地する、地上7階建てのビル。竣工は、2005年2月。延床面積は、8,683平方メートル。医療施設用として建築されたものだが、オフィス転用を考慮した建物計画が導入されている。一棟すべてがセコム(株)による20年の定期借家契約となっており、オフィス仕様に原状回復することを契約に盛り込んでいる。都心における有床クリニックとして、最新の画像診断装置を活用した「健康診断センター」や、国内屈指の医師による内視鏡手術を提供する「きずの小さな手術センター」など、高度最先端医療を提供する「四谷メディカルキューブ」が入居している。

 なお、NOFは、同物件の取得により運用物件数30、取得価格ベースで2,591億円となった。

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