不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/8/28

当期純利益は9%の減少/TGR06年6月期決算

 東京グロースリート投資法人(TGR)は25日、2006年6月期(06年1月1日~06年6月30日)決算を発表した。

 当期は、営業収益11億300万円(前期比1.3%増)、営業利益4億5,700万円(同▲6.7%)、経常利益3億6,000万円(同▲9.8%)、当期純利益3億5,900万円(同▲9.8%)。1口当たり分配金は1万2,453円(同▲1,346円)となった。

 当期は1月に「グロースメゾン五反田」を、また3月に「グロースメゾン亀戸」を合計19億5,900万円で取得。一方で、物件の入れ替えによる収益力の向上をめざし、1月に「クラウンパレス」を、3月に「ジョイ尾山台」を譲渡した。これらの結果、期末時点における保有資産は居住用不動産23件およびオフィスビル等6件の合計29物件となり、取得価格合計は240億2,600万円、総賃貸可能面積は4万9,151.46平方メートル。当期中におけるポートフォリオ全体の稼働率は、当期末時点で93.6%となった。

 なお、次期(06年7月1日~12月31日)については、営業収益16億800万円、経常利益5億4,100万円、当期純利益5億3,900円、1口当たり分配金1万4円を見込んでいる。

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