不動産ニュース / その他

2007/12/11

台北市での不動産事業推進をめざし、共同事業基本協定を締結/大京

 (株)大京は10日、台北市内の都市更新事業に関する共同事業基本協定を、台湾有数の企業集団「遠東グループ」の遠揚建設股?有限公司(以下、遠揚建設)、オリックス(株)の現地法人である台湾応歐力士股?有限公司(以下、オリックス台湾)との3社間で11月30日に締結、12月5日には現地法人「台湾大京股?有限公司(台湾大京)」の設立を完了したと発表した。

 台湾における不動産市場の活況、都市更新事業(日本における再開発または等価交換事業)やMRT(地下鉄)新線の開通などにより、分譲住宅をはじめとする需要が見込まれることから、アジア地域における不動産事業展開の第一歩として進出を決定したもの。台湾における事業展開実績のあるオリックスグループとのシナジー効果も期待しているという。

 今回の協定は、台北市内の大直エリアで推進中の富裕層向け超高層マンション「(仮称)台湾大直物件」に関するもので、遠揚建設を主幹事とし、大京およびオリックス台湾が計20%を出資する共同事業とするもの。今後の基本計画、事業計画、販売計画等については、3社間で審議・決定することとしている。

 なお「(仮称)台湾大直物件」は、2012年の竣工をめざしている。

 

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