不動産ニュース / 調査・統計データ

2010/1/15

首都圏の「分譲マンション賃料」、2ヵ月連続の上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは14日、2009年12月の「三大都市圏・主要都市別 分譲マンション賃料月別推移」を発表した。同社に登録された分譲マンション(ファミリータイプ)の「月額募集賃料」を、行政区単位に集計・算出。平方メートル単価に換算したもの。

 同月の首都圏・分譲マンション賃料は、1平方メートル当たり2,674円で、前月比1.2%増と、2ヵ月連続で上昇。09年9月に2,600円台を回復して以来、最も高水準となった。

 賃料の上昇は、賃料水準の高い東京都の事例が相対的に増えたため。都県別では、東京都が3,150円(前月比1.0%増)、神奈川県2,068円(同0.0%)、埼玉県1,557円(同0.2%増)、千葉県1,540円(同1.5%増)と、いずれも上昇。しかし「前年同月比では神奈川県を除き下落しており、本格的な回復には至っていない」と分析している。エリア別では、東京23区が3,252円(同0.9%増)、横浜市2,203円(同0.2%増)、千葉市1,513円(同1.2%増)、さいたま市1,786円(同0.8%増)。

 一方、近畿圏は1,663円(同4.3%増)と3ヵ月連続の上昇。中部圏は1,583円(同1.2%増)と上昇に転じた。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。