アトラクターズ・ラボ(株)は30日、第2回「住まいサーフィンレポート」を公表した。
同レポートは、年間200件以上のマンション、建売住宅を見て回る住宅ジャーナリストの櫻井幸雄氏が、実際に見聞きした生の情報と、同社が運営するサイト「住まいサーフィン」(http://www.sumai-surfin.com)で四半期単位ごとに行なっているマンション購入意向者向けの調査結果をもとに、同氏が執筆しているもの。
それによると、1年後の住宅価格は「上がる」と回答した人が、前回調査より5ポイント増え36%、「横ばい」が同8ポイント増えて48%となり、消費者は横ばい以上の価格になると予測していることがわかった。物件価格に対しては「どちらでもない(高いとも安いとも思わない)」が57%と、最多の状態が続いている。
また、物件価格の妥当さ、今後価格が上昇する見込みから「買い時」と回答した人が同5ポイント増え68%。さらに、以前と比較し購入意欲が増したとの回答が62%となった。
リーマンショック以降、絞られていた供給が都区部を中心に戻ってきており選択肢が出てきたこと、供給物件の価格が適正であることから消費者の購入マインドが本格的に回復していることが明らかとなった。
詳細は、同社ホームページまで。