近鉄不動産（株）は、東京都新宿区富久町に建設中の超高層マンション「ローレルコート新宿タワー」（総戸数217戸）の第1期1次100戸が即日完売し、第1期2次35戸の販売を6月16日より開始すると発表した。
同マンションは超高層住棟32階建ておよび低層棟2階建ての2棟で構成され、超高層住棟の1・2階はさまざまなライフサービスを提供する「ライフサービスステーション」、暮らしの安心を守る「防災センター」、防音機能を備えた「サウンドボックス」などを設置するほか、21階には眺望豊かな「スカイラウンジ」や来客用宿泊施設の「ゲストルーム」を設置する。
また低層棟1階には、地域のショッピングの拠点となる「コープとうきょう」、2階には託児所やデイケアセンター、薬局、クリニックの開業が予定されており、いずれも都心の超高層マンションならではの充実した施設・テナントを有する物件となっている。
なお、同マンションは新宿区が策定した「西富久地区まちづくり基本計画」に沿ってプランニングされた最初の事業であり、プラン協議や事業準備が進められている隣接エリアを先導するプロジェクトとして重要な役割を担っている。1998年3月には全国初の敷地整序型土地区画整理事業の事業認可（※）を取得、2000年2月には街づくりへの貢献により東京都知事の感謝状を受けている。
完成は2002年10月下旬予定。
※都心の低未利用地の有効活用、都心居住性の推進、土地の流動化を目的に制定された認可制度。
