住友不動産(株)は22日、現・代表取締役資産開発事業本部長の仁島浩順(にしま・こうじゅん)氏の社長昇格を含めた役員人事を発表した。6月下旬開催予定の定時株主総会、および取締役会で正式決定する。
現在推進中の第五次中期経営計画が目標を達成し3月末で終了する見通しとなり、次期から新たな中期経営計画がスタートすることから、長期にわたる経営体制の強化を目指し、若返りを図るのが狙い。
新社長となる仁島氏は、1961年島根県出身。84年東京大学卒業後、住友不動産入社。マンション事業本部長、常務執行役員都市開発事業本部副本部長、ビル事業本部長などを経て、2012年10月より現職。
なお、社長を退任する小野寺 研一氏は、代表権を持つ副会長に就任する予定。