不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2013/6/4

戸建住宅の販売戸数伸長などにより増収増益/東栄住宅14年1月期第1四半期決算

(株)東栄住宅は3日、2014年1月期第1四半期決算を発表した。

 当期(13年2月1日~4月30日)の連結経営成績は、売上高292億4,800万円(前年同期比1.3%増)、営業利益18億7,800万円(同15.0%増)、経常利益17億1,800万円(同16.1%増)、当期純利益11億7,400万円(同37.9%増)であった。
 
 主力の不動産分譲事業の戸建住宅において、適正な在庫回転率および在庫水準維持のための仕入・着工・販売のバランスの平準化に注力。「長期優良住宅」認定住宅の標準仕様化、住宅性能評価書全棟取得、太陽光パネル搭載住宅の推進など、商品力を向上させた。さらに、エリア展開として首都圏での新規出店、それに伴う人員体制の強化など、安定的な事業基盤の構築および事業拡大を図った。
 その結果、戸建住宅事業においては、粗利益率が回復傾向を示し、販売戸数も伸長したことにより、売上高および各段階利益は想定を上回り、戸建住宅に係る売上高は279億5,100万円(同1.0%増)となった。土地に係る売上高、建築条件付き戸建住宅に係る売上高は前年同期比それぞれ71%減、41.7%減となり、事業全体の売上高は282億8,900万円(同0.2%減)となった。

 なお、建築請負事業の売上高は8億5,500万円(同93.5%増)、不動産賃貸事業の売上高は1億200万円(同20.8%増)であった。
 
 通期については、売上高1,322億円、営業利益86億5,000万円、経常利益79億4,000万円、当期純利益49億8,000万円を見込んでいる。

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