不動産ニュース / 開発・分譲

2014/4/17

駅直結のライフスタイル提案型商業施設、「ららテラス 武蔵小杉」19日オープン/三井不動産

「三井ショッピングパーク ららテラス 武蔵小杉」外観。周囲にある同社開発のマンションなどとともに地域のランドマークを目指す
「三井ショッピングパーク ららテラス 武蔵小杉」外観。周囲にある同社開発のマンションなどとともに地域のランドマークを目指す
商業施設には初出店となる「三井のすまいモール武蔵小杉」
商業施設には初出店となる「三井のすまいモール武蔵小杉」
「周囲の商業施設などと一体となってまちの活性化にも寄与したい」と語る山村氏
「周囲の商業施設などと一体となってまちの活性化にも寄与したい」と語る山村氏

 三井不動産(株)は、商業施設「三井ショッピングパーク ららテラス 武蔵小杉」(川崎市中原区)を竣工、19日にオープンする。

 同施設は、鉄骨造(一部鉄筋鉄骨コンクリート)地上4階建て。東急東横線・目黒線「武蔵小杉」駅に直結。「まちの賑わい」と「日常生活の彩り」をテーマに、洗練されたライフスタイルの提供を目指した商業施設。同社グループが進める武蔵小杉駅南口地区再開発事業の一環としてオープンする。

 建物は隣接する同社の分譲マンション「パークシティ武蔵小杉」との調和を図りながら、駅前広場に面した賑わいのあるデザインを採用。内装は「武蔵野の森」をコンセプトに木調をベースに、間接照明などを用いながら上質な空間に仕上げた。環境対策として、壁面緑化、EVカー対応、太陽光発電街灯などを採用している。

 テナントは72店舗。多彩なフロア構成でトレンドからデイリーまで幅広いニーズに対応した。1階にはこだわりの食ゾーン“小杉マルシェ”として、専門性の高い生鮮店舗のほか、惣菜、スイーツの店舗を採用。2・3階には洗練されたファッションや雑貨店舗を集積させた。

 また4階には、ワンストップ型総合不動産店舗「三井のすまいモール」シリーズ3店舗目を出店。三井不動産リアルティ(株)、三井不動産レジデンシャル(株)、三井不動産リフォーム(株)、三井ホーム(株)の4社の店舗が集積する。「新規顧客はもちろん、三井不動産グループの供給物件実績数の多いエリアであることから、住み替えやリフォームなど高いユーザーニーズが見込める。検討者の早期獲得やソリューション提案を強化していきたい」(同モール総合デスク・新沢優造氏)。

 初年度の売上目標は60~70億円、来館者数は350万人を見込む。17日の見学会で三井不動産商業施設本部アーバン事業部長の山村知秀氏は「『ららテラス』は、郊外の大型都市で駅前や中心地に位置すること、生活利便性の高く、ファッション感度の高いテナントを誘致することをコンセプトとしている。同ブランドの初弾として、周辺開発とともに新たなランドマークになることを目指す」と話した。

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