不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/4/18

売上高2倍、最終利益1.7倍を計上/いちごグループHD14年2月期決算

 いちごグループホールディングス(株)は17日、2014年2月期決算を発表した。

 当期(13年3月1日~14年2月28日)は連結売上高351億100万円(同114.1%増)、営業利益39億1,200万円(同112.1%増)、経常利益35億9,700万円(同107.4%増)、純利益45億2,600万円(同176.5%増)と大幅増収増益に。

 セグメント別に見ると、不動産再生では、バリューアップが見込める案件への積極的投資により賃料収入を積み上げ、売上高223億500万円(同195.9%増)、セグメント利益18億7,300万円(同115.4%増)を計上。
 アセットマネジメントでは、いちごリートへの成長投資加速をサポートしたほか、私募不動産ファンドの物件売却活動なども推進。売上高49億9,400万円(前期比16.1%増)、セグメント利益9億1,900万円(同156.5%増)。
 不動産賃貸では、REITブリッジ案件のいちごリートへの売却、長期保有案件への積極投資に伴う賃料収入拡大により、売上高78億5,500万円(同93.0%増)、セグメント利益15億2,800万円(同236.4%)。
 前会計年度より着手しているクリーンエネルギーでは、「いちご徳島東沖洲ECO発電所」「いちご桐生奥沢ECO発電所」「いちご元紋別ECO発電所」で売電を開始し、売上高1億3,600万円(前年同期:売上高700万円)となったが、現在開発中の発電所への先行コストによりセグメント損失2億5,300万円となった。

 次期は売上高420億円、営業利益77億円、経常利益65億円、純利益60億5,500万円を見込む。

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