不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/9/16

首都圏分譲マンション賃料、4ヵ月ぶりの上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは16日、2014年8月の三大都市圏分譲マンション賃料動向を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して月ごとの推移を検証している。

 同月の平均賃料は首都圏で2,561円(前月比0.1%上昇)と、4ヵ月ぶりに上昇した。都県別では東京都3,041円(同0.3%下落)、神奈川県2,029円(同0.6%上昇)、埼玉県1,627円(同0.1%下落)、千葉県1,524円(同2.1%下落)。単価の高い東京都のシェアが回復したことが要因。

 近畿圏は、1,828円(同0.6%上昇)と3ヵ月ぶりの上昇。主要エリアが揃って強含みとなったため。大阪府は1,954円(同1.8%上昇)、兵庫県は1,661円(同0.1%増)。

 また中部圏は1,549円(同1.1%下落)。愛知県は1,578円(同1.0%下落)といずれも3ヵ月連続の下落。築年数の若返りが一巡したため。

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