不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/9/19

今後1年間の住宅ローンの金利見通しは「現状よりも上昇する」が41.7%/住宅金融支援機構調査

 (独)住宅金融支援機構は18日、「2014年度 民間住宅ローン利用者の実態調査【民間住宅ローン利用予定者編】(第1回)」結果を発表した。2014年6月に民間住宅ローン利用予定者1,024件を対象にインターネット調査をしたもの。

 希望する住宅ローン金利タイプは「全期間固定型」が32.3%(14年2月調査比5.6ポイント減)と減少。「固定期間選択型」が42.9%(同4.7ポイント増)と増加、「変動型」は24.8%(同0.9ポイント増)で微増。

 今後1年間の住宅ローンの金利見通しについては、「現状よりも上昇する」が41.7%(同0.3ポイント減)と最も多かった。「ほとんど変わらない」は38.0%(同4.9ポイント増)と前回に比べて増加。「今は住宅取得のチャンス(買い時)だと思うか」の問いに対して「そう思う」と回答したのは、42.2%で前回調査の34.0%から大幅に増加した。買い時だと思う理由として、「住宅ローン金利が低水準だから」(72.0%)、「消費税率引き上げ前だから」(38.4%)が、前回調査と比較して回答率が高かった。

 また、住宅取得時に特に重視するものについては、「耐震性能」58.7%(同7.8ポイント増)と前回と同様最多となった。続いて「価格・費用」56.4%(同10.6ポイント増)、「耐久性」30.0%(同3.8ポイント増)といずれも前回調査よりも割合が上昇している。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。