不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2014/10/31

マンション引渡戸数大幅減で営利85%減/大京15年3月期第2四半期決算

 (株)大京は31日、2015年3月期第2四半期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~9月30日)は、連結売上高1,263億6,900万円(前年同期比18.5%減)、営業利益9億5,700万円(同85.0%減)、経常利益4億1,700万円(同92.7%減)、当期純利益13億8,300万円(同88.1%減)の減収減益。主力のマンション販売の竣工引き渡し戸数が減ったこと、前年同期に負ののれん発生益を計上していたこと等が要因。

 不動産開発事業は、マンション引渡戸数が1,379戸(同567戸減)、売上高は502億7,400万円(同26.5%減)となり、営業収入は358億2,100万円(同45.1%減)、営業損失12億3,900万円(前年同期:営業利益20億7,700万円)。なお、マンション既契約残高は2,761戸、1,030億600万円(前年同期末比275戸減、38億2,200万円減)。

 不動産管理事業は、管理受託収入は404億6,900万円(前年同期比1.7%増)と堅調だったが、請負工事が295億3,300万円(同1.1%減)にとどまった。マンション管理受託戸数は52万340戸(同6,546戸増)。営業収入は742億9,900万円(同0.1%減)、営業利益は請負工事原価の増加、人員増強等の影響で31億6,000万円(同34.0%減)となった。

 なお通期では、連結売上高3,300億円、営業利益190億円、経常利益178億円、当期純利益135億円を見込んでいる。

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