不動産ニュース / 開発・分譲

2014/11/28

東京・駒沢公園近くでコーポラティブハウス/コプラス

写真手前の位置指定道路を造作することで、鉄筋コンクリート造地上6階建ての共同住宅建設を実現
写真手前の位置指定道路を造作することで、鉄筋コンクリート造地上6階建ての共同住宅建設を実現
ハイサッシな窓を導入可能なアウトフレーム逆梁工法を採用(写真は66.74平方メートルの分譲住戸)
ハイサッシな窓を導入可能なアウトフレーム逆梁工法を採用(写真は66.74平方メートルの分譲住戸)

 (株)コプラスは28日、コーポラティブハウス「(仮称)駒沢公園プロジェクト」(東京都世田谷区、総戸数11戸)の竣工に伴い、報道陣に公開した。

 敷地面積447.64平方メートルの旗竿地で、敷地と公道の間に位置指定道路を造作することで、鉄筋コンクリート造地上6階建ての共同住宅建設を実現した。「そのままでは3階建ての長屋しか建てられなかった土地であるため、なかなか買い手がつかなかった。そうした条件の土地であったことから購入価格を圧縮でき、お客さまにもリーズナブルな価格で提供できた」(同社コーポラティブ事業部チーフコーディネイター・柴原 究氏)。

 延床面積984.38平方メートル。東急田園都市線「駒沢大学」駅徒歩9分に立地。約2年前から事業を進めてきた。専有面積は66.74~77.17平方メートル。坪単価はスケルトンで約220万円、グロスで約400万~450万円。購入者の大半は30~40歳代のファミリー世帯。
 全戸角部屋で南向き。アウトフレームや逆梁、梁の少ないボイドスラブの採用によって整形なスケルトンにできた。顧客が自由設計をしやすくした。「リビングなどをこだわりのある内装にする分、設備は国内メーカーの既存品を採用するなど、メリハリのある堅実な投資をする人が多かった」(同氏)。

 なお、2戸を分譲住宅として販売中。販売価格は専有面積66.74平方メートルが6,480万円、76.31平方メートルが7,180万円。

 引き渡しは12月中旬を予定。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。