不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2015/5/1

不動産業が寄与。増益達成/京福電気鉄道15年3月期決算

 京福電気鉄道(株)は4月30日、2015年3月期決算を発表した。
 
 当期(14年4月1日~15年3月31日)の連結売上高は116億900万円(前年同期比0.1%減)、営業利益は5億700万円(同26.8%増)、経常利益は4億6,400万円(同29.2%増)、当期純利益は4億6,000万円(同18.3%増)となった。

 不動産セグメントでは、分譲事業において(株)京福コミュニティサービスが「あわら市二面」の分譲土地を完売したほか、新たに福井市内の「古市二丁目」の分譲土地販売を開始。積極的な営業活動に取り組んだ。 また、不動産賃貸事業については、堅調に収益を確保。新たに京都市左京区に賃貸用土地を取得した。
 13年7月にリニューアルを行なった「嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」では、さまざまなイベントを実施。顧客の滞在時間が伸び、売り上げも増加する等した結果、同セグメントの営業収益は22億6,400万円(同0.7%増)、営業利益は3億8,900万円(同4.7%増)となった。
  
 次期については、売上高116億円、営業利益4億8,000万円、経常利益4億4,000万円、当期純利益3億6,000万円を見込んでいる。

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