不動産ニュース

2015/5/21

首都圏中古マンション価格、8ヵ月連続の上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは21日、2015年4月の三大都市圏中古マンション70平方メートル換算価格推移を発表した。同社データベースにあるファミリータイプ中古マンションの売り希望価格を行政区単位に集計。70平方メートル当たりに換算して算出した。

 首都圏は、2,969万円(前月比0.4%上昇)で8ヵ月連続で上昇した。地域別では、東京都が4,076万円(同0.5%上昇)と10ヵ月連続で上昇。神奈川県は2,490万円(同変化なし)と横ばいで上昇傾向が一服。埼玉県は1,882万円(同2.2%上昇)とさいたま市が牽引する形で比較的大きく上昇した。千葉県は1,777万円(同2.5%下落)と2月以来弱含みが続いており、今月は主要行政区で軒並み下落率が拡大した。

 近畿圏は1,825万円(同0.3%下落)と僅かに下落したものの、依然1,800万円台前半で安定的に推移。大阪府は1,893万円(同0.2%上昇)と小幅ながら4ヵ月連続で上昇。一方、兵庫県は1,741万円(同1.6%下落)と下落した。

 中部圏は1,516万円(同0.7%下落)、愛知県は1,586万円(同1.1%下落)と下落に転じた。

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