不動産ニュース / 団体・グループ

2015/7/28

家主向け、ひとり親家庭・生活保護受給者の入居促進ガイドブックを作成/ちんたい協

 (公社)全国賃貸住宅経営者協会連合会(ちんたい協)はこのほど、家主向けに「ひとり親家庭にキッズルーム併設型の民間賃貸住宅で安心した生活を送っていただくためのガイドブック」と、「生活保護受給者に民間賃貸住宅で安心した生活を送っていただくためのガイドブック」を作成した。

 今年、川崎市内で母子家庭の中学生が上級生らから暴行を受けて殺害された事件と、簡易宿泊所火災で生活保護受給者が死傷した事件を受けて作成。厚生労働省と国土交通省が協力、内閣府が後援している。

 ともに、国土交通省の「あんしん居住推進事業」を紹介。「ひとり親家庭」ガイドブックでは、家主が、自分の所有物件が同事業に適合するかどうかをチャートを見ながら判断できるようにしているほか、入居条件として望まれる事例や入居者への情報公開として求められる事例を紹介している。

 「生活保護受給者」ガイドブックでは、家賃滞納や孤独死など、家主が感じるリスクを軽減するための方策を記載。住宅扶助費の支給例なども盛り込んだ。

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