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2015/11/13

リビタ10周年で抱負、「不動産の新しい常識を打ち出す」

「リビタの成長力を京王グループ全体で生かしていきたい」と話す、都村社長
「リビタの成長力を京王グループ全体で生かしていきたい」と話す、都村社長
「『次の不動産の常識をつくり続ける』をモットーに、事業展開していく」と話す、内山氏
「『次の不動産の常識をつくり続ける』をモットーに、事業展開していく」と話す、内山氏
パーティーの会場となった「TABLOID」は、印刷工場を有効活用して、オフィス・商業施設に再生したしたもので、同社の事業の中でも象徴的な物件の一つ
パーティーの会場となった「TABLOID」は、印刷工場を有効活用して、オフィス・商業施設に再生したしたもので、同社の事業の中でも象徴的な物件の一つ

 (株)リビタは12日、設立10周年を記念したパーティーを同社がコンバージョンを手掛けた複合施設「TABLOID(タブロイド)」(東京都港区)で開催。同社の関係会社を中心に約670人が参加した。

 会の冒頭、今年6月に代表取締役に就任した都村智史氏が「当社は暮らし・生活をリノベーションするという思いで設立し、新たな暮らし方と住宅の選択肢を提案してきた。それが社会の方向性に合致し、時流に乗って拡大してきただけでなく、さまざまな事業にチャレンジし、ポートフォリオを拡大してきた」と挨拶。その結果、現在の業績は総資産額134億円、売上高114億円、経常利益7億5,800万円を計上。設立初年度の業績と比較して、総資産額が2.5倍、売上高10.7倍、経常利益が14倍、社員数も8人から120人超になるまで成長した。
 同氏は2011年、京王電鉄時代に東京電力(株)からリビタの株式を譲り受ける仕事に携わっていた関係もあり、「その当時から京王グループにとって沿線の活性化は大きな課題で、郊外エリアを中心にストックの再生事業、住宅関連事業を強化していくことが重要だった。今後もリビタの成長力をグループ全体に生かしていきたい」と述べた。

 設立当初から、同社をけん引してきた常務取締役の内山博文氏は「リノベーション事業というのは単なる空間プロデュース等だけでなく、評価されない物件の活用方法を立地、環境を踏まえた上で一から考えていくもの。だからこそスタッフ一人ひとりの能力が問われており、それぞれの成長と、それを支える皆さまのお力によりここまで来られた」と10周年を迎えられた感謝の意を語った。「今年、当社は新たなビジョンとして『次の不動産の常識をつくり続ける』を掲げた。不動産業はこれまでのようにマスを向いているだけではビジネスは成り立たなくなる時代に来た。小さなニーズでもキャッチして、その分野のナンバーワンになれるよう、さまざまなことにチャレンジしていきたい」(内山氏)。

 会場では、戸建てリノベーションやホテルなど近年立ち上げた事業ごとにブースを設置。担当者が事業の実績や進捗状況などを説明した。

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