不動産ニュース / 政策・制度

2015/11/24

金町六丁目駅前地区市街地再開発組合の設立を認可/東京都

「東京都市計画 金町六丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」完成予想パース
「東京都市計画 金町六丁目駅前地区第一種市街地再開発事業」完成予想パース

 東京都はこのほど、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、「金町六丁目駅前地区市街地再開発組合」の設立を認可した。

 同開発は、JR「金町」駅前(東京都葛飾区)の再開発において、民間の活力を生かし、土地の合理的かつ健全な高度利用を図り、商業機能の更新と、都市住宅等の整備を実施。周辺市街地との調和に配慮しながら、賑わいのある安全で快適な駅前拠点の形成を目指すもの。

 地区面積は約0.4ha、延べ面積約2万5,000平方メートル、地上21階地下1階建て。住宅(約180戸)と店舗、事務所棟からなる施設を開発する。総事業費は約126億4,000万円。住宅部分は、野村不動産(株)が販売する。

 建物内に通り抜け通路を配置し、先行して市街地再開発事業により整備された隣接地区の商業施設との連続性を確保し、回遊性のある駅前商業空間を創出する。

 2017年2月の権利変換計画認可を経て、同年12月に着工。建物竣工は20年3月の予定。

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