旭化成不動産レジデンス(株)は、2014年に竣工した「池尻団地建て替え事業」で、(公社)都市住宅学会の「2015年都市住宅学会賞業績賞」をこのほど受賞したと発表した。
所有権と借地権が錯綜する「池尻団地」は、全員合意で権利調整を進めることが実質的に困難な状況にあった。そこでマンション建替え円滑化法の組合施行による建て替えにおいて、再建マンションを所有権のみに一本化することを目的に、全員同意ではなく多数決で借地権を解消できる新たな手法を構築。この点が高く評価された。
なお、ウェルブライト法律事務所の村辻義信弁護士との連名での受賞。