リゾートトラスト(株)は27日、会員制リゾートホテル「エクシブ鳥羽別邸」(三重県鳥羽市、総客室数121室)を開業した。「エクシブ」ブランドの会員制ホテルでは24施設目。鳥羽エリアでは、「エクシブ鳥羽」「エクシブ鳥羽アネックス」に次ぐ施設となる。
同ホテルは、JR・近鉄線「鳥羽」駅バス10分に立地。開発面積は約4万平方メートル。建物は、地上4階地下2階建て、延床面積約2万2,000平方メートル。客室のほか、レストラン、ラウンジ、温泉浴場などを備える。総事業費は約155億円。
同社の会員制リゾートとして、初めて本格的に「和」の要素を取り入れた。“JAPANESE TRADITIONAL”をコンセプトとし、回遊式の日本庭園を中心に、重なる瓦屋根の低層に抑えられた落ち着きある建物を配し、建物と庭の調和を表現した。
会員権は、2014年1月から販売を開始。15年2月末現在、77%が販売済み。なお、鳥羽エリアの2施設もリニューアルを完了しており、今後は3施設を合わせて「グランドエクシブ鳥羽ホテル&スパリゾート」と呼称していく。