不動産ニュース / 開発・分譲

2016/3/31

マレーシアで、戸建住宅とマンションの販売を開始/パナホーム

「Maple @ Hillpark Shah Alam North」内の戸建住宅外観イメージ
「Maple @ Hillpark Shah Alam North」内の戸建住宅外観イメージ
マンション「SAVILLE @ D''LAKE PUCHONG」外観イメージ
マンション「SAVILLE @ D''LAKE PUCHONG」外観イメージ

 パナホーム(株)の連結子会社パナホームMKH マレーシア(株)(クアラルンプール市、社長:桑野晴彦氏)は、同国の開発事業者のMKH(株)と協働で、4月中旬より戸建住宅490戸とマンション305戸の販売を開始する。

 パナホーム MKH マレーシアは2015年12月設立。今回販売する戸建住宅は、14年より開発中の「Maple@Hillpark Shah Alam North」プロジェクト(クアラルンプール近郊シャーアラム セランゴール州)内に位置。最終的に2,000戸規模となる広大な住宅地で、同社は、メープル地区に2階建ての戸建住宅(リンクハウス)を3月に着工。開発規模は約16万平方メートル。住戸専有面積は144平方メートル、竣工は18年5月を予定。

 ASEAN地域向けに独自の技術を付加した「W-PC構法(ウォール・プレキャスト・コンクリート方式)」を採用。レンガ壁を積み上げていくASEANの一般的な工法と比べ、約3ヵ月の工期短縮を実現する。また、躯体・設備・家電を一体とした「リビング デザイン パッケージ」として、家事のしやすい間取りや動線提案「家事楽」などのソフトを提案。室内の空気をきれいにする独自の換気システム「PURETECH(ピュアテック)」を標準採用する。

 マンション(「SAVILLE @D'LAKE PUCHONG」)は、プチョンセランゴール州に位置。305戸の住戸と30店舗からなる複合型マンション。住戸は、専有面積63~102平方メートル。換気システム「PURETECH」を採用、販売開始は16年4月中旬を予定。クアラルンプール市内に同マンションおよび今後開発予定のマンションのショールームをオープン。同社グループが提案する躯体・設備・家電を一体とした住空間価値について、広く告知活動を行なっていく予定。

 同社は今回の2プロジェクトを皮切りに、今後MKH社が開発する他の物件においても順次、日本品質の施工技術と付加価値のある住空間のトータル提案の取り組みを進めていく。

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2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。