不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/4/5

不動産開発事業がけん引、大幅増収増益/トーセイ16年11月期第1四半期決算

 トーセイ(株)は5日、2016年11月期第1四半期決算を発表した。

 当期(15年12月1日~16年2月29日)は、売上高135億2,700万円(前年同期比17.4%増)、営業利益41億2,700万円(同74.5%増)、税引前利益39億1,400万円(同78.7%増)、当期純利益26億1,100万円(同87.8%増)となった。

 不動産流動化事業は、「ミニモール・ヨコハマ・アオバ」(神奈川県横浜市)、「高井戸トーセイスタジオ」(東京都杉並区)、「グレイス平和台」(東京都練馬区)等5棟のバリューアップ物件を販売したほか、Restyling事業において「ヒルトップ横濱根岸」(神奈川県横浜市)、「ヒルトップ横浜東寺尾」(神奈川県横浜市)、「ルネ鎌倉植木」(神奈川県鎌倉市)等10戸を販売した。
 その結果、売上高23億6,000万円(同67.2%減)、営業利益1億8,200万円(同90.1%減)を計上。

 不動産開発事業では、需要が堅調な戸建住宅の販売に注力。「THEパームスコート柏初石」(千葉県柏市)、「THEパームスコート越谷レイクタウン」(埼玉県越谷市)、「THEパームスコート三鷹大沢」(東京都三鷹市)等において、25戸を販売。その他では、新築商業施設「T'S BRIGHTIA南青山」(東京都港区)、「T'S BRIGHTIA綱島」(横浜市港北区)を販売した。また、東京都町田市を拠点とする(株)アーバンホームを連結子会社化し、東京都下および神奈川県エリアの仕入れ・販売網の強化を図った。
 その結果、売上高は87億2,400万円(同275.3%増)、営業利益は35億8,000万円(同775.1%増)と大幅な増収増益となった。

 通期は売上高552億5,000万円、営業利益76億6,300万円、税引前利益65億800万円、当期純利益43億500万円を見込む。

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