不動産ニュース / 開発・分譲

2016/4/6

杉並に介護付有料老人ホーム開設/トリニティ・ケア

「Brand New杉並高井戸」外観
「Brand New杉並高井戸」外観
居室イメージ
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「都市部における新たな地域包括ケアのモデルとなるよう取り組んでいきたい」などと語る南谷社長
「都市部における新たな地域包括ケアのモデルとなるよう取り組んでいきたい」などと語る南谷社長

 ミサワホーム(株)と三菱UFJリース(株)が共同出資して設立した介護施設運営会社トリニティ・ケア(株)(東京都新宿区、代表取締役:南谷和秀氏)は、介護付き有料老人ホーム「Brand New(ブランニュー)杉並高井戸」(東京都杉並区、全33室)の運営を、5月8日より開始する。

 京王井の頭線「富士見ヶ丘」駅徒歩12分、京王線「芦花公園」徒歩12分。敷地面積1,590.35平方メートル、重量鉄骨造2階建て。周囲のまち並みに調和するよう、植栽も含めた柔らかなデザインを採用し、落ち着いた雰囲気を演出。共用スペースや居室には、転倒事故の被害を軽減する床材を導入したほか、ベッドには眠りセンサーも標準で装備する。居室面積18平方メートル。

 基準の2倍の介護スタッフを配置し、介護度の高い人や認知症の人を積極的に受け入れる。医療協力体制については、社会福祉法人浴風会 浴風会病院と連携。同病院の医師による定期的な診察を行なうほか、健康管理上の助言・指導を介護スタッフに行ない、日々のケアに反映する。

 入居金・利用料の目安は80~84歳のケースで入居金975万円、月額利用料(食事込み)約27万円。現時点で成約には至っていないが、相談・問い合わせは多数得ており、オープン後半年~1年をかけ、3段階に分けて満床を目指していく。

 6日に開催した内覧会でトリニティ・ケア代表取締役の南谷和秀氏は「ミサワホームはすでに介護事業に23年間携わってきており、そうしたノウハウを生かし、都市部における新たな地域包括ケアのモデルとなるよう取り組んでいきたい。具体的な計画は未定だが、近い将来、施設3棟の運営を目指してる」などと述べた。

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