野村不動産マスターファンド投資法人は14日、2016年2月期決算を発表した。
同投資法人は、旧野村不動産マスターファンド投資法人と野村不動産オフィスファンド投資法人、野村不動産レジデンシャル投資法人を新設合併消滅法人とする新設合併により、15年10月1日に設立。設立後、初の決算発表となる。
当期(15年10月1日~16年2月29日)の営業収益は243億1,300万円、営業利益64億8,300万円、経常利益40億5,000万円、当期純利益40億4,800万円。1口当たり分配金は、のれん償却費、合併に伴う資産運用会社に対する報酬額などを利益超過分配金として分配し、1口当たり2,219円。
3投資法人の合併により、ポートフォリオ257件・取得価格合計7,849億8,800万円でスタート。期中、4物件を取得し、期末のポートフォリオは261物件・約7,926億円となる。期末時点稼働率は98.9%となった。
なお、次期については営業収益300億6,200万円、営業利益107億1,500万円、経常利益83億3,000万円、当期純利益83億2,900万円、1口当たり分配金2,760円を見込む。