不動産ニュース / 開発・分譲

2016/4/18

VR等の技術でリアルに体感できるプレゼンルーム開設/TRC

倉庫内のカット模型にAR(拡張現実)技術を応用し、iPadで倉庫利用事例を見ることができる
倉庫内のカット模型にAR(拡張現実)技術を応用し、iPadで倉庫利用事例を見ることができる

 (株)東京流通センター(TRC)は18日、TRCセンタービル9階に「プレゼンテーションルーム」を開設。マスコミ向けの見学会を開催した。

 同社が現在開発している物流ビル新B棟(仮称)へのリーシングを促す目的で設置されたもの。
 新B棟は、延床面積約5万1,800坪、賃貸面積約3万9,500坪、鉄骨鉄筋コンクリート-鉄骨造6階建て。基準階賃貸面積は約6,720坪で、免震構造・歩車分離構造を採用。2017年夏頃に竣工予定。

 プレゼンテーションルームには、ヘッドマウントディスプレイとVR(仮想現実)技術を活用し、頭の動きに連動して360度建物を見渡すことのできる「バーチャル内覧」を用意。倉庫内のカット模型にAR(拡張現実)技術を応用した倉庫利用事例紹介コンテンツなどと合わせ、竣工前の早い段階から具体的なイメージを持ってもらうことでスムーズな入居へとつなげていく。イメージパースや地図も展示し、建物の外観や内装、立地特性などを説明。また、新B棟建設地に隣接しているため、建設状況や周辺環境等も確認することができる。

 説明会で、同社常務取締役営業部・催事部管掌の関口史彦氏は「新B棟を保管倉庫としてだけではなく、倉庫内に事務所を設置するなどさまざまな可能性を持った物流施設であることをアピールしたい。流通センター駅前という恵まれた立地や、B棟内に設置予定のコンビニエンスストア、飲食店、リフレッシュスペースなど豊富なアメニティ施設を活かし、付加価値の高い物流施設利用の提案を行なっていく」などと話した。

 プレゼンテーションルームへの来場は、電話(03-3767-2121)もしくは専用ホームページからの事前予約が必要。

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