不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2016/4/20

インフラ市場参入へ。投資法人を設立/いちごHD

 いちごグループホールディングス(株)(以下、いちご)は19日、太陽光発電(メガソーラー)資産を運用資産とした投資法人を設立、東京証券取引所のインフラファンド市場への上場に向けた準備の開始を発表した。

 いちごは、2012年より不動産の新たな有効活用として、太陽光発電を主軸としたクリーンエネルギー事業を展開。現在26の太陽光発電所(約44MW)が稼働している。今回の投資法人設立は、今後さらなる拡大が期待される「グリーンインフラ」という新たなアセットタイプへの投資機会の提供により、わが国の投資市場の発展やエネルギー自給への貢献を目指すもの。

 同投資法人の資産運用会社は、いちご不動産投資顧問(株)。代表取締役は織井 渉氏。資本金は15年2月時点で4億円。

 いちごは、現在運用しているいちごオフィスリートといちごホテルリートの2つのJREITの実績を基盤とし、これまで培ってきたメガソーラーのノウハウを最大限に活用することで、投資主価値の最大化を目指す。

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2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。