（株）東京カンテイは21日、2016年3月の三大都市圏中古マンション70平方メートル換算価格推移をまとめた。同社データベースにあるファミリータイプ中古マンションの売り希望価格を行政区単位に集計、70平方メートル当たりに換算して算出したもの。
首都圏は3,384万円（前月比0.8％上昇）と小幅ながら上昇。前月比で3ヵ月連続の上昇となった。都県別では、東京都4,686万円（同0.9％上昇）は21ヵ月連続上昇。神奈川県2,617万円（同0.5％上昇）、埼玉県2,005万円（同0.3％上昇）、千葉県1,823万円（同2.4％下落）と、千葉県を除き依然上昇傾向が続いている。
近畿圏は1,995万円（同0.7％上昇）と11ヵ月連続の上昇。大阪府は2,153万円（同1.3％上昇）と強含み。一方、兵庫県は1,781万円（同1.5％下落）と1,800万円を挟んでの推移。
中部圏は1,601万円（同0.1％下落）、愛知県は1,707万円（同0.2％下落）と上昇傾向は一服したが、価格は高水準にとどまっている。
