近鉄不動産(株)は25日、可動収納と移動可能な置き畳を組み合わせ、変化していくライフステージに対応するシステム「マドルノ」を開発したと発表した。
1つの間取りに対し、居住者の4つのライフステージに合わせたモデルプランを用意。キャスター付きの可動収納により、リフォームすることなく間取りをアレンジすることが可能で、可動収納は各部屋の寸法に合わせたオーダーメイド仕様とした。移動が簡単な置き畳を標準装備しており、キッズコーナーやリラックス空間などの「和コーナー」をつくることができる。
導入第1弾は、2016年6月より分譲を開始する「ローレルスクエア学研奈良登美ヶ丘V」(奈良県奈良市、総戸数166戸)の一部。現在計画中の「(仮称)摂津市千里丘新町プロジェクト」(大阪府摂津市)にも採用する予定。