（株）東京カンテイは23日、2016年5月の三大都市圏中古マンション70平方メートル換算価格推移をまとめた。同社データベースにあるファミリータイプ中古マンションの売り希望価格を行政区単位に集計、70平方メートル当たりに換算して算出したもの。
首都圏は3,452万円（前月比0.7％上昇）と5ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都4,764万円（同0.5％上昇）は23ヵ月連続上昇、神奈川県は2,683万円（同1.4％上昇）、埼玉県は2,014万円（同0.4％上昇）と上昇、千葉県のみ1,836万円（同0.2％下落）となり、価格差が広がっている。
近畿圏は2,005万円（同1.6％下落）と13ヵ月ぶりの下落。大阪府は2,196万円（同0.9％下落）と、上昇傾向は一服した。兵庫県は1,751万円（同変動なし）と下げ止まった。
中部圏は1,611万円（同2.0％上昇）、愛知県は1,717万円（同2.4％上昇）。名古屋市中心部物件の事例が増加したため。
