不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2016/7/27

マンション利益率上昇等で営利59%増/大京17年3月期第1四半期決算

 (株)大京は26日、2017年3月期第1四半期決算を発表した。

 当期(16年4月1日~6月30日)は、連結売上高713億8,300万円(前年同期比0.9%増)、営業利益26億3,300万円(同59.2%増)、経常利益24億9,600万円(同66.0%増)、当期純利益14億500万円(同68.4%増)。主力のマンション販売での利益率向上や、マンション計画修繕工事の増加などが寄与した。

 不動産開発事業は、マンション引渡戸数が534戸(同32戸増)、売上高は218億7,200万円(同10.3%増)。営業収入は239億7,800万円(同9.4%減)となったが、マンション利益率の上昇と広告宣伝費の減少で営業利益は14億4,900万円(同116.9%増)となった。マンション既契約残高は1,436戸、496億3,800万円(前年同期末比676戸減、36.0%減)。

 不動産管理事業は、管理受託収入は209億6,600万円(前年同期比1.3%増)と堅調。請負工事がマンション計画修繕工事の増収などで121億5,900万円(同26.2%増)。マンション管理受託戸数は52万9,841戸(同3,154戸増)。営業収入は350億8,700万円(同8.9%増)、営業利益は15億8,700万円(同66.7%増)となった。

 なお通期では、連結売上高3,400億円、営業利益200億円、経常利益190億円、当期純利益140億円を見込んでいる。

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