不動産ニュース / 調査・統計データ

2016/7/27

マンション購入意欲、イギリスのEU離脱で検討者の4割が「様子見」に/スタイルアクト調査

 スタイルアクト(株)は27日、第34回「マンション購入に対する意識調査」結果を発表した。同社運営のウェブサイトで、直近3ヵ月間に新築マンションの販売センターを訪れた登録会員を対象に、四半期ごとに行なっているもの。調査期間は7月1~5日、有効回答数は118。

 今回の調査が、イギリスのEU離脱決定直後だったことから「その影響を考慮ししばらく様子をみたい」かを尋ねたところ、全体の42.5%が「そう思う(まあそう思う)」と回答した。

 その影響で、現在の購入意欲についても、「増した」との回答が、前回(2016年4月)より10.2ポイントもダウンし、40.7%まで減少した。

 1年後の価格変化については、「価格が上がる」と予想したのは全体の38.1%(同8.7ポイント減)と、3年半ぶりに4割を下回った。「下がる」との回答は26.3%(同8.4ポイント増)と、現在のマンション価格を上回り続ける状況ではないとの判断をしている人が増えている。

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