不動産ニュース / 開発・分譲

2016/12/2

名古屋で全国初のZEHマンション開発/積水ハウス

完成予想図
完成予想図

 積水ハウス(株)は2日、全国で初となるZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)分譲マンションを、名古屋市千種区で開発すると発表。

 CO2削減に向けて戸建規模の大きい分譲マンションのZEH化が期待されている。しかし、戸数に対して相対的に屋根面積が小さいことから、十分な太陽光発電システムの搭載が難しく、創エネ面でZEH基準の達成が難しく実現化できていなかった。
 
 同社では、省エネ面では、LED照明等の各種省エネ設備を採用。窓のアルミ・樹脂複合サッシにアルゴンガス封入複層ガラスの採用により、開口部の断熱性能を向上。住戸単位の断熱性能を1.3~1.6倍にまで高める。また専有部内も、高効率空調、LED照明、HEMSなどの各種設備を導入する。
 創エネ面では、全住戸において平均4kWの太陽光発電システムと燃料電池「エネファーム」を搭載。これにより、全住戸でZEHを達成する計画。
 さらに、停電時には太陽光発電システムとエネファームの停電時発電機能による電力供給を行なうと共に、共用部には防災備蓄倉庫を用意するなど、安全・安心にも配慮する。

 3階建て、12戸の計画。17年夏の着工、19年春の完成予定。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。