不動産ニュース / 開発・分譲

2016/12/15

コンパクトマンションブランド立ち上げ、丸の内に販売拠点。年間供給300戸目指す/三菱地所レジデンス

「ザ・パークワンズ千代田佐久間町」完成予想図
「ザ・パークワンズ千代田佐久間町」完成予想図
「ザ・パークワンズ品川戸越」完成予想図
「ザ・パークワンズ品川戸越」完成予想図
「ザ・パークワンズ品川戸越」モデルルーム。賃貸マンション「ザ・パークハビオ」と同レベルの設備仕様を採用。供給エリア最上位の賃料での運営を実現する
「ザ・パークワンズ品川戸越」モデルルーム。賃貸マンション「ザ・パークハビオ」と同レベルの設備仕様を採用。供給エリア最上位の賃料での運営を実現する

 三菱地所レジデンス(株)は、コンパクトマンションブランド「ザ・パークワンズ」を立ち上げ、第1弾となる「ザ・パークワンズ千代田佐久間町」(東京都千代田区、総戸数27戸)、「ザ・パークワンズ品川戸越」(東京都品川区、総戸数84戸)を、2017年1月末に一般発売する。

 都心部への人口流入、単身世帯の増加、低金利の継続など、コンパクトマンションへの投資・実需ニーズの高まりへの対応が目的。同社が1棟まるごとコンパクト系のマンションを本格的に供給するのは、初めて。

 分譲マンション「ザ・パークハウス」や賃貸マンション「ザ・パークハビオ」の供給や運営を通じて得たノウハウを投入し、投資家・セカンド・自己居住ニーズに応える商品を供給。グループ会社の三菱地所ハウスネット(株)がサブリース・賃貸管理などをサポートする。

 等価交換事業や定期借地権付マンション、自由設計マンションなどを手掛けるパートナー事業部が担当。事業開始にあたり、物件情報の提供や優先販売を行なう会員組織を16年6月に立ち上げ、これまで約1,300名の登録を集めた。販売は、東京・丸の内に設けた常設販売ギャラリーで展開。会員登録者の7割が投資目的での購入希望という。

 賃貸マンションとしての運用を前提に、「ザ・パークハビオ」同様のハイグレードの設備機器を、水回り中心に導入。全室壁掛けエアコン、内廊下なども採用する。

 初弾となる「ザ・パークワンズ千代田佐久間町」は、JR線「秋葉原」駅徒歩6分に位置する、地上11階建て。住戸は、ワンルーム~2LDK、専有面積25~50平方メートル。販売価格は、ワンルームタイプで3,000万円台中盤からを予定。また「ザ・パークワンズ品川戸越」は、都営浅草線「戸越」駅徒歩6分に位置する、地上13階建て。住戸は1K~1LDK、専有面積25~40平方メートル。販売価格は、25平方メートルの1Kで2,700万円台からを予定している。

 この2物件に続き、渋谷区、港区での販売も予定。今後も23区内を中心に開発用地を取得し、年間200~300戸の供給を目指す。自治体の付置義務への対応を除き、ワンルームを基本としていく。

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