不動産ニュース

2017/1/5

商業用不動産価格指数、16期連続のプラス/国交省調査

 国土交通省は12月28日、2016年第3四半期(16年7~9月)分の「不動産価格指数(商業用不動産)」を発表した。不動産価格指数は、10年の平均値を100として算出している。

 当期の商業用不動産総合指数は115.8(前年同期比1.5%上昇)で、16期連続のプラスとなった。
 用途別では、店舗が127.0(同0.3%上昇)、オフィスが123.8(同1.3%上昇)、倉庫が109.7(同2.5%下落)、工場が102.6(同2.0%上昇)、マンション・アパート(1棟)が129.9(同4.2%上昇)。これらを総合した建物付土地総合は、122.9(同1.4%上昇)と、18期連続でのプラスとなった。
 また、商業地は97.7(同0.7%上昇)、工業地は100.2(同2.1%上昇)となり、これらを総合した土地総合は98.8(同1.3%上昇)と、5期連続のプラスとなった。 

 都市圏別の指数は、三大都市圏の店舗が126.6(同0.7%下落)、オフィスが127.7(同3.5%上昇)、倉庫が109.5(同6.9%下落)、工場が100.6(同3.2%下落)、マンション・アパート(1棟)が127.2(同2.8%上昇)、商業地が101.3(同0.2%上昇)、工業地が100.4(同1.9%上昇)。

 三大都市圏以外の地域の店舗が127.3(同1.7%上昇)、オフィスが107.8(同7.5%下落)、倉庫が109.9(同16.6%上昇)、工場が104.3(同9.8%上昇)、マンション・アパート(1棟)が137.5(同8.4%上昇)、商業地が92.0(同2.5%上昇)、工業地が99.7(同2.7%上昇)。

 南関東圏では、店舗127.8(同3.9%下落)、オフィス130.1(同0.9%上昇)、マンション・アパート(1棟)123.5(同2.2%上昇)、商業地103.2(同2.5%下落)、工業地104.8(同2.4%下落)となった。

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