不動産ニュース / 開発・分譲

2017/2/22

東京・大手町に“横丁”テーマにした飲食街オープン/三菱地所

うかいの新業態「Le Poulet」。テラス席からはホトリア広場と皇居の緑を臨むことができる
うかいの新業態「Le Poulet」。テラス席からはホトリア広場と皇居の緑を臨むことができる
テイクアウトした食事を楽しめる「たまり場」
テイクアウトした食事を楽しめる「たまり場」

 三菱地所(株)は、再開発を進めている「大手町ホトリア」街区内の商業ゾーン「ホトリアShops&Restaurants~よいまち~」を23日に開業する。 

 同街区内では三菱地所とJXホールディングス(株)が共同で開発した「大手門タワー・JXビル」が2015年11月に、三菱地所が開発した「大手町パークビルディング」が17年1月に竣工した。「ホトリアShops&Restaurants~よいまち~」は、両ビルの地下1から地上1階にまたがる商業ゾーン。飲食店16店舗、物販2店舗、フィットネス1店舗がオープンする。
 
 愛称の「よいまち」は、商業ゾーンをまちに見立て、気持ちの「良い」庭に面した店舗や、「宵」の口から「酔」えるカジュアルな店舗を楽しめるなど、さまざまな「よい」体験ができる「まち」という意味をこめている。

 1階には3,000平方メートルの緑が広がる「ホトリア広場」があり、1階の飲食店からは同広場を見渡すことができる。また、地下1階の共用廊下には3ヵ所に立ち飲みゾーン「たまり場」を設け、各店舗が提供するたまり場専用のテイクアウトメニューを持ち寄り、気軽に飲食することも可能。また、安心・安全・衛生面に配慮するなど、“女性が安心して通える横丁”を実現する。 

 同施設のオープンにより同社の管理する飲食店は100店舗を突破。大丸有エリアは約28万人の就業者がいるほか、観光客も増えており、こうしたインバウンド需要にも対応していく考え。

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2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。