不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2017/2/22

札幌と大阪の商業施設を取得/NMF

「nORBESA」外観
「nORBESA」外観
「中座くいだおれビル」外観
「中座くいだおれビル」外観

 野村不動産マスターファンド投資法人(NMF)は21日、商業施設2物件の取得を決定した。

 取得するのは、「nORBESA(ノルベサ)」(札幌市中央区、取得予定価格85億円、取得予定日3月17日)と「中座くいだおれビル」(大阪市中央区、同116億円、同3月31日)。

 「nORBESA」は、札幌市営地下鉄南北線・札幌市電「すすきの」駅徒歩2分に位置し、市内外から幅広い顧客層を集客できる希少性の高い立地であること、また、未消化容積率を活用したホテル・商業施設等への再開発ポテンシャルを有することから取得に至った。想定還元利回りは5.0%。

 「中座くいだおれビル」は、大阪市営地下鉄御堂筋線等「なんば」駅徒歩3分。ミナミの中心部に位置し、エリアを代表する商業ゾーンに位置することや、1フロア200坪を越える床面積を有しテナント区画の分割も可能と、さまざまなテナントニーズに対応できることから取得に至った。想定還元利回りは3.80%。

 今回の取得により、同投資法人の取得価格合計は9,488億6,700万円となる。

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