不動産ニュース / 開発・分譲

2017/2/27

多言語での避難誘導が行える放送支援システムを開発/三井不動産、TOA

 三井不動産(株)とTOA (株)は、共同開発していた「多言語放送支援システム」を、「日本橋一丁目三井ビルディング」(東京都中央区)に設置したと発表した。

 「多言語放送支援システム」は大規模複合施設の非常用放送設備に付加することで、災害時に、避難誘導放送を日本語・英語・韓国語・中国語で自動アナウンスできるようにするもの。音源データは、4言語×約125種類内臓している。非常時には、施設担当者がパソコンで文例を選択した自動放送を行なう。

 非常事態の場面設定や文例の作成は、ビル管理ノウハウを持つ三井不動産が担当。システム化は、業務用音響機器分野で多くの納入実績を持つTOAが担当した。

 オフィスビルやホテル、ショッピングセンターなどの施設における多言語放送ニーズに合わせて、導入を進めていく。

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2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。