不動産ニュース / 開発・分譲

2017/5/23

開発地で完成建物を原寸大表示するMR開発

「リアルサイトビューアー」での建設地における
完成建物表示イメージ

 野村不動産(株)と(株)プライムクロスはこのほど、日本マイクロソフト(株)が提供する「HoloLens」を活用した新築マンション販売向けビューアー「ホログラフィック・マンションビューアー」を開発。7月より、「プラウドシティ越中島」(東京都江東区、総戸数305戸)の販売現場に導入する。

 日本マイクロソフトのパートナー企業である(株)ネクストスケープ(東京都新宿区、代表取締役社長:小杉 智氏)との共同開発。

 「HoloLens」とは、ヘッドマウント型のホログラフィックコンピューター。目の前の現実世界の世界に仮想世界(ホログラフィック)を重ねて表示することで、MR(Mixed Reality:複合現実)を実現する。

 建設予定の敷地を眺めると、建物の完成イメージを原寸大で見ることができる「リアルサイトビューアー」と、マンションの外観模型を表示する「ホログラフィック外観ビューアー」の二つの機能を開発、「プラウドシティ越中島」モデルルームで活用する。

 なおモデルルームでは、HoloLensのほかに、マンション共用部の規模や眺望を体感できる「VR」や、IoT家電等も設置・展示する予定。

 同物件は、JR京葉線「越中島」駅徒歩4分など。敷地面積7,526.65平方メートル、鉄筋コンクリート造地上15階建てで、専有面積は63.98~91.24平方メートル、間取りは2LDK~4LDK。

 モデルルームオープンの予定は、7月上旬。

「ホログラフィック外観ビューアー」での
マンション外観模型表示イメージ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。