（一社）日米女性ビジネスネットワーク協会（WBN）は19日、銀座ブロッサム中央会館（東京都中央区）で、2017年シンポジウム「自分らしい生き方、働き方」を開催。メディアを含む30名強が参加した。
世界不動産連盟米国支部支部長・全米リアルター協会（NAR）CIPSインストラクターのマーラ・ラソール氏が「働く女性としての私の生き方」をテーマに、（株）朝日エル創業者・会長で、NPO法人仕事と子育てカウンセリングセンター副理事長の岡山慶子氏が、「日本女性の働き方は、持続可能な社会をつくる」と題した講演を行なった。岡山氏は、サステナブル社会を作る指標として、「正しいことをするマインド」や「常に革新的であること」の「制度に勝る文化をつくる」ことの必要性などを語り、制度を作ることが終わりではなく、それを皆が共有しないと先を見通せない、と指摘した。
後半には「日米と米国、女性たちの生き方、働き方」を議題に、パネルディスカッションを行なった。前半で講演した2名に、全米リアルター協会（NAR）国際委員会委員長・ジュディー・サイクス氏、（公財）日本賃貸住宅管理協会（JPM）元会長・北澤艶子氏が加わり、同協会の中村和代氏をコーディネートに、活発に意見交換した。
