不動産ニュース / 開発・分譲

2018/8/21

三菱地所、ホークスタウンモール跡地にマンション

「ザ・パークハウス 福岡タワーズ」と「MARK IS 福岡ももち」
(手前)完成イメージ。左は「福岡 ヤフオク!ドーム」

 三菱地所レジデンス(株)、積水ハウス(株)、西日本鉄道(株)は、分譲マンション「ザ・パークハウス 福岡タワーズ」(福岡市中央区、総戸数584戸)のモデルルームを、31日にグランドオープンする。

 地下鉄空港線「唐人町」駅徒歩12分、西鉄バス「ヤフオクドーム前」バス停徒歩4分に立地する「ホークスタウンモール」跡地に建設。2018年11月21日開業予定の商業施設「MARK IS 福岡ももち」と合わせて開発し、住宅と商業の複合開発では九州最大級となる。

 敷地面積1万2,094平方メートル。WEST棟・EAST棟の2棟で構成。WEST棟は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上28階建て、総戸数292戸、間取り1LDK~4LDK、専有面積41.84~102.56平方メートル。EAST棟は、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上28階建て、総戸数292戸、間取り1LDK~4LDK、専有面積41.84~102.56平方メートル。

 外観デザインは、「MARK IS 福岡ももち」や周辺施設との一体感のある設計とし、空と大地と海をつなぐイメージを取り入れた。先進的な免震システムを採用し、防災対策として、マンホールトイレや水のろ過装置などを備えた防災備蓄倉庫や非常用発電機も用意。共用設備は、WEST 棟とEAST 棟の中央に、ラウンジやパーティールームなどを備える「共用棟」を設置し、コンシェルジュサービスも提供する。

 住戸は、1LDK(41.84平方メートル)~3LDK(102.56平方メートル)、全21タイプの豊富なバリエーションをプランニング。内廊下設計を採用し、プライバシーやセキュリティ性を確保した。バルコニーを建物全方位に設置し、奥行き約1.8mのゆとりあるバルコニースペースも実現。最大約2,580mmの天井高を確保した上、バルコニーに面するサッシは高さ約2,150mmのハイサッシを採用し開放感ある空間を演出した。

 着工は、WEST棟が17年11月、EAST棟が18年度下期の予定。竣工はWEST棟が19年12月下旬、EAST棟が20年度下期の予定。販売開始はWEST棟が18年11月下旬、EAST棟は未定。

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