不動産ニュース / 開発・分譲

2018/9/21

大手町に新たなにぎわい拠点/NTTUD

地下1階の広場「サンクンガーデン」。テラス席を設け、にぎわいの拠点とする
カフェレストランバー「レディブルー」内観。施設の顔となる1階西エントランスに構える

 NTT都市開発(株)は21日、「大手町プレイス」(東京都千代田区)内に25日オープンする商業ゾーンとカンファレンスセンターをマスコミに公開した。

 「大手町プレイス」は、旧東京国際郵便局跡地に同社と(独)都市再生機構が共同で建設した、大規模複合ビル。今回完成した商業ゾーンとカンファレンスセンターは、同社が店舗等のマスターリースとプロパティ・マネジメント業務を受託している。詳細については、8月23日の記事を参照。

 商業ゾーンは、2棟のオフィスタワーをつなぐ低層部の地下1階から地上2階。1階西エントランスには、(株)ブルーノート・ジャパンによる新業態のカフェレストランバー「レディブルー」が出店。開発とともに整備した、大手町から神田方面へと抜ける緑道「グリーンプロムナード」沿いにも、レストランを中心に店舗が並ぶ。また、地下1階の屋外広場「サンクンガーデン」にはテラス席を設けるなど、人々が語らい、つながりの拠点となる場として提供していく。
 その他、ドラッグストアや理髪店、クリニックを設けるなど、周辺オフィスワーカーの多様なニーズに応えるテナント構成とした。

 大手町エリア最大級となる「カンファレンスセンター」は、分割可能な750平方メートルのホールの他、10の会議室を用意。オープンは10月。なお今後、「大手町」駅と直結となる予定。

 説明会で挨拶に立った同社取締役商業事業本部長の畠中一彦氏は、「プロムナードなどを通じて多様なお客さまが行き交い、平日だけでなく土日も人が集まるようなにぎわいの拠点としていきたい」と述べた。

「カンファレンスセンター」のホールは750平方メートルで、分割が可能

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