不動産ニュース / 開発・分譲

2019/1/16

本厚木駅直結のタワマン販売/地所レジ他

「ザ・パークハウス 本厚木タワー」完成予想CG

 三菱地所レジデンス(株)は、(株)フージャースコーポレーションと共同で開発している分譲マンション「ザ・パークハウス 本厚木タワー」(神奈川県厚木市、総戸数163戸)のモデルルームを19日にオープン。2月中旬から、1期分譲を開始する。

 同物件は、「本厚木駅南口地区第一種市街地再開発事業」として開発するもの。同事業は小田急線「本厚木」駅南口に面する約8,000平方メートルの住商混在地と駅前ロータリーとの一体再開発。駅前広場と商業住宅一体の複合施設と駅前広場の拡充整備を行なう。地権者は7人。三菱地所レジデンスは15年7月に、同再開発準備組合と事業協力に関する協定書を締結。16年に再開発予定者となり、18年3月に着工。同物件と、駅から同物件をつなぐペデストリアンデッキの設置を進めている。

 建物は、地下2階地上22階建てで、同市内最高層となる。延床面積は約2万4,400平方メートル。地下2階は駐車場、地下1階は市営駐輪場や駐車場、1~3階は金融機関や医療機関等が入居予定の商業施設。住戸は4~22階で、エントランスとラウンジを1・2階に設ける。

 地権者住戸4戸を除く159戸を販売する。住戸の間取りは2LDK~3LDK、専有面積は55.20~113.49平方メートル。販売予定価格は4,000万円台~1億7,000万円台。平均坪単価は約260万円。最上階は全戸1億円越えのプレミアムフロアとし、天井高も2.6m(一般フロアは2.55m)確保する。共用部として2階に設備するオーナーズラウンジでは、紀伊国屋書店とコラボしたライブラリーを展開する。

 2018年8月下旬のホームページオープンからの反響は、1,000件超。同年12月8日から事前案内会を開始し、300人超が来場している。来場者の7割超が厚木市在住者。年齢は40歳代。会社経営者や開業医、同エリアに拠点を構える大手企業の会社員が中心。富裕層の複数住戸買いもあるという。同社第一販売部販売グループリーダーの山本 類氏は、「同エリアでのマンション供給は約5年ぶりで、需要が高まっていることから事業化に至った。都心へ通勤する方より、このエリアで働かれている方からの反響が大きい。プレミアムフロアの6区画については、すでに全ての住戸に購入希望者がついている」などと話した。

 第1期販売戸数は80~100戸を予定。竣工は、20年11月を予定している。

2LDK・88.17平方メートルの住戸のリビング・ダイニング

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年4月号
市場を占う「キーワード」
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。