2014/07/31 18:00更新
カーシェア導入による団地再生。京都で実証実験スタート/関西大学、タイムズ24

 学校法人関西大学とタイムズ24(株)はこのほど、男山団地(京都府八幡市)内でカーシェアリングの社会実験を開始した。男山団地では同大学と(独)都市再生機構、八幡市、京都府が連携してまちづくりを手掛けており、今回の実験は同団地内に設けた住民コミュニティ活動の拠点「だんだんテラス」で行なう。


 2012年度に実施した調査の、団地住民の中で自家用車を手放してカーシェアリングを利用する意向を持つ世帯があるという結果を受けてのもの。カーシェアリングを導入することで団地内の駐車場の台数が減少し、未利用空間の利活用が可能になるかどうかを検証する。


 だんだんテラスに駐在する学生が利用をサポートするほか、モニタリング調査などを実施する。成果については、同大学がとりまとめ、団地再編手法として社会・自治体・事業主体などに公表する。



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