2014/09/22 18:00更新
リノベーションマンション購入者、住み慣れた場所に執着。半数が「同沿線」で取得/インテリックス調査

 (株)インテリックスは18日、同社のリノベーションマンション「リノヴェックスマンション」の購入者を対象に行なったアンケート結果を公表した。2014年3〜5月に首都圏の同社の物件を購入した人を対象に「購入物件と前住居との距離」についてアンケートを実施した。有効回答は200件。


 「購入物件と前住居との距離」については、「3km以内」との回答が24.5%を占めトップ。「500m以内」(15.0%)、「20km以内」(15.0%)、「10km以内」(13.0%)と続いた。「購入物件と前住居の移動エリア」では、「同沿線」「隣駅」「同駅」と回答した人を合わせると約50%を占め、「同駅」との回答は33%に達した。

 「同駅」と回答したうち、「購入物件と前住居の最寄駅からの距離の差」を年齢別に比較したところ、「駅近」と回答したのは、50歳代がトップで66.7%、40歳代(52.6%)、60歳以上(40.0%)が続いた。逆に、「駅遠」との回答では、30歳代が58.8%、20歳代が50.0%となった。


 同社は、今回の調査結果について、「住み替えニーズが高いのは“住み慣れた”“学区や環境が変わらない”前住居に近いエリアである」と分析。「中高年層は物件選びの際に駅からの距離の優先度が高く、若年層は優先度が低いということが判明した」としている。




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