2014/09/30 18:00更新
土地総研が講演会。「国土のグランドデザイン2050」を解説
7月に公表された「国土のグランドデザイン2050」について分かりやすく説明する白石氏
7月に公表された「国土のグランドデザイン2050」について分かりやすく説明する白石氏
7月に公表された「国土のグランドデザイン2050」について分かりやすく説明する白石氏

7月に公表された「国土のグランドデザイン2050」について分かりやすく説明する白石氏


 (一社)土地総合研究所は29日、日本消防会館大会議室(東京都港区)にて第180回定期講演会を開催。『「国土のグランドデザイン2050」と地方創世』をテーマに、国土交通省国土政策総合計画課長の白石秀俊氏が講演を行なった。


 7月に公表した「国土のグランドデザイン2050」(以下、グランドデザイン2050)の考え方や、グランドデザイン2050に記された基本戦略、目指す国土の姿などについて、白石氏が分かりやすく説明。さらにグランドデザイン2050に示された12の基本戦略について取り上げ、交通機関発展に伴うスーパーメガリージョン(広域経済圏)の形成や、小学校や役場庁舎の周辺に商業・医療機能などをコンパクトに集積する小さな拠点と高次地方都市連合等の構築といった戦略や地方創生の必要性についても、図表などを用いて解説した。


 白石氏は結びに、「これまで定めてきた第四次までの全国総合開発計画、そして『21世紀の国土のグランドデザイン』『国土形成計画』と国土計画が定められてきた。今回2008年に閣議決定した『国土形成計画』について、15年夏を目標に見直しを進める。広く意見をうかがいながら、人口減少・高齢化が進展する中での国土のあり方、基本構想・戦略などを示していきたい」と語った。




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