2014/09/30 18:00更新
中古マンション価格天気図、大都市圏は回復基調/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは30日、2014年8月の「中古マンション価格天気図」を公表した。47都道府県の、ファミリータイプ中古マンション流通事例価格を70平方メートルに換算して月ごとに集計。価格変動を「天気マーク」で表示。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向にある場合は「雨」と表記している。


 同月の「晴」は9地域(前月7地域)と減少。「雨」は3地域(同2地域)、「小雨」が7地域(同10地域)、「薄日」が11地域(同15地域)、「曇」は17地域(同13地域)となった。15あった「薄日」地域のうち、「晴」に好転した地域は6、現状維持は5、4地域は「曇」に悪化し、天候はやや持ち直し傾向にあった。


 前月から天候が悪化したのは12地域(同14地域)、横ばいは22地域(同28地域)、改善が13地域(同5地域)。消費税増税後の下落傾向が一服したほか、富山・石川は新幹線開業期待で価格は上昇。大都市圏も首都圏と中部圏は安定し、近畿圏は上昇基調にあるなど、回復基調で推移した。




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