「Stonor3」の外観完成予想図 |
三菱地所レジデンス(株)は30日、マレーシア・クアラルンプールで住宅開発事業に参画すると発表した。
同国での事業は三菱地所グループとして初めて。安定した経済性成長や首都への人口流入、公共交通機関の拡張計画など、分譲住宅事業の成功が見込めると判断した。
現地大手ディベロッパーであるIGB社とその住宅子会社であるTan&Tan社が設立したプロジェクト会社の株式30%を取得。分譲マンション「Stonor3」(総戸数400戸)を開発する。アッパーミドル層をメインターゲットに据え、2ベッドルーム・3ベッドルームを中心とした住戸を配する。
敷地面積は約5,897平方メートル、専有面積は61〜122平方メートル。間取りは1〜3ベッドルームを予定している。2014年10月に着工し、15年6月に販売開始を計画。竣工は18年10月を予定する。販売価格は未定。
同社は、今回のプロジェクトをきっかけに、IGB社と継続的なパートナーシップ構築し、共同事業を手掛けていく予定。